ある日本のコンサルタントの報告書を読んで、厳しいコメントをしたことがありました。
社会資本の充実が必要である、という基本的トーンには賛成できました。
しかし、港をつくれ、国鉄の近代化を図れ、といいながら・・・
何らそれによる新しい発展可能性のある製造業やその他の産業についての発言はなく、国際的取引の増大を提言しながら国際電話の拡充計画はなかったのです。
こうしたコメントに対して返ったのは、日本のコンサルタントの仕事にケチをつけた沸とする「反論」だけでした。
たしかに、インフラストラクチャーがなければ発展は難しいのです。
しかし、経済的活動の展望を示さないで社会資本の充実を提言するだけの報告書は「マスター・プラン」とはいえません。
国際機関による日本のコンサルタント雇用比率は決して高くありません。