伸び縮みが少なく、面方向の強度が強いので、構造用合板として使われています。
薄板を接着剤で何枚も張り合わせて作るので、調湿性と耐久性に劣ります。
木と接着剤との収縮率が大きく異なるため、年数が経つと剥離してボソボソした感じになります。
最も加工が進んで、全く木といえないものに、パーティクルボードがあります。
木くず、木の粉を接着剤で固めてボードにしているため、釘やネジの効きが非常に悪く、本来、家づくりに使う材料ではないのです。
家具メーカー、キッチンメーカーの箱や戸扉は、ほとんどこれです。
木に人の手が加われば加わるほど、安物になり、質が落ちてきます。
そこで私は、全く逆の発想で、造り付け家具の側板、棚板、裏板、引き出し、底板まで、無垢で作ることにチャレンジしてみました。
キッチンの箱から戸扉まで、すべて無垢で作りました。
家具なら家具 買取ですぐに処分することが出来ますが、キッチンをこうした素材で作るのはなかなか大変なことです。
無垢の木は流しの下で結露しないので、100年は楽に持ちそうで、不思議なものを作った気持ちです。
「無垢の木を、よりそのままに」という夢へのチャレンジでした。